畑、どっちを向いても問題だらけ

畑_2018_09_11_1

 昨日の大雨で畑にまた水溜りが出来てしまいました。困りましたねぇ、雨続きで既に土が水をタップリ含んでいる上に気温が下がってきて、これではいつまで待っても土が乾きません。大根や玉ネギの種蒔き時期が迫ってきているのに、畝を作ることすら出来ません。

 「種をまく」という言葉を表記する場合、一般には「播」の漢字が使われますが、私は「蒔」を使っています(但し、「播種」は熟語ですのでそのまま使いますが)。野菜作りも年を重ねるにつれ、判ったことのひとつが種蒔き時期の大切さ。特に夏が暑くて冬が寒いここ山梨では春と秋が短く、ピンポイントで蒔かなければ収穫は望めません。だから草冠に時と書いて「蒔」。どうです、教訓を端的に表している文字だとは思いませんか? もっとも、本当の成り立ちは知りませんけどね。

レタス畝_2018_09_11_2

 てなことはともかく、待っているだけでは時期を逃してしまうので、無理を承知で作業を進めるしかありません。ということで、今日はブロッコリーの苗を植え付け、一昨日から芽出し処理していたレタスの種を蒔きました。

レタス種蒔き_2018_09_11_3

 前にも書きましたがレタスの種は発芽に光が必要で(好光性種子)、種への覆土は極薄にするのですが、ベタベタの土でそんな器用なことは出来ないので、種蒔き用の培養土を振り掛けておきました。

 但し、何だか心配なんですよ。これも前に書きましたが、レタスの種は発芽が非常に早く、芽出し処理の為にひと晩水に浸けておくとそれだけで発根してしまうくらいなのですが、今回は浸水後に更にひと晩冷蔵庫の野菜室に入れておいたのに、ひとつも発根していなかったのです。もう一度やり直そうかなぁ…

白菜_2018_09_11_4

 こちらは畑に種を直蒔きした白菜です。既に本葉が大きくなってきていますが、この写真から2つの問題点が明らかになりました。

 ひとつは葉っぱが派手に喰われていること。農薬を頻繁に散布してあるので青虫の類が犯人だとは考えられず、恐らく一緒に写真に写っている小型コオロギの仕業であろうと思われます。こいつ等には専用の農薬がありますので早速買ってきましょう。

 そしてもうひとつは、地面とマルチの間に空間が出来てしまっていること。大雨の所為で穴の部分だけ地盤沈下したのでしょう。これでは雨水が溜まってしまいますし、陽当りが悪くなって徒長してしまいます。そろそろ間引かなければならないので、同時に土寄せしましょう。考えてみれば、マルチを張って種を直蒔きするなんて今回が初めてなので、思わぬことが起こるものです。

 

エルデ_2018_09_11_5

 昨日は不気味な寝顔を晒していたエルデですが、今日は元気にお散歩です。元気と言っても、運動失調は相変わらずで、散歩中にも脚を縺れさせてよろけていましたけど。

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 でも、今日はエルデが長距離を歩きたがったんです。半袖では肌寒く感じる気温で、エルデにはそれが心地良かったのでしょうか。勿論、エルデは目の前の交差点を気の向くままに曲がっているだけで、それが結果的に長距離になるなんて解っていませんが、少なくともいつもと違う所へ行きたいと思う程度には歩くことが苦になっていないことは窺えます。だったらエルデ、もう少し距離を延ばしてみるか? ただ、そうすると時間が掛かるんだよなぁ、歩くのが鈍いから。