エルデ、100mだけの悦楽

 今日は所用があって午後から出掛けていたのですが、そろそろエルデの散歩時刻が近付いてきた帰り道、以下は車中での夫婦の会話です。

 「帰ったら直ぐにビールを飲んで、酔っ払っちゃったから今日の散歩は休みってのはどうだろう」

 「それ良いねぇ。偶にはそうしようよ」

 「本当は雨が降り始めてくれるのが一番良いんだけどね。良心が痛むことなく散歩をサボれる。どうせ散歩に出たってエルデは行き倒れるだけだし」

 「エルデも散歩が嫌いって訳じゃないけど、行かなきゃ行かないで問題は無いし、本当に良い子だよねぇ~」

 なんて無責任な夫婦だろうと思われるかも知れませんが、今の時期、心の底から散歩が楽しみだと言える飼い主さんがどれだけ居られるでしょう。そこの貴方、本心を語ってご覧なさい。

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 そうは言っても都合良く雨が降ることもなく、100%人間の都合だけで散歩をサボる程の勇気も無く、仕方無く散歩へ。エルデだって本当は冷房の効いた部屋でゴロゴロしている方が望みかも知れませんし、散歩に出たって嬉しそうなのは最初の100mくらいなものなのですが、その100mの楽しみを奪うのも可哀想ですからね。

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 それに、飼い主側にもメリットは有るのです。散歩に出してトイレをさせておけば、夜になってから外へ出せとアピールされたときに、自信を持って無視することが出来ますから。

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 ということで、エルデ、トイレも済ませたし、とっとと帰るよ。お父さんはこれからビールの摘みの枝豆を収穫しなきゃならないんだから。

 

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 で、その枝豆です。私は1ヵ所で2株ずつ育てる2本立てにしているのですが、この福獅子は2本立ての内の1株の生長が極端に悪くなるみたいで、莢は着いているものの全ての豆が発育不良で、ひと莢も収穫出来なかった株もありました。

 これまで枝豆はずっと2本立てで育てて来ましたが、こんなことは初めてです。来年もこの品種を育てる訳ではありませんが、斯様な状況が発生し得ると判った以上、株間を狭めてでも2本立ては止めましょう。