流星号、一ヵ所だけピッカピカ

 今回の車検をスタンドに頼んだのは、エルデの散歩ついでに行けるというのが1番の理由だったのですが、もうひとつ、ちょっと楽しみなオプションがあったからでもあります。それは、車体下の塗装。ディーラーではそんなこと、今まで一度も提案されたことがありませんでしたから。

 車検が終って流星号を引き取りに行ったとき、本当は車を持ち上げてもらって結果を確認したかったのですが、エルデを連れていたのでそれも出来ず、今日になって写真を撮ってみました。

流星号_2015_10_23_1

 車検前に説明してくれた店員は、赤色矢印の辺りを指差しながら、「錆を落として塗装して1万円」と言っていたのですが、結局作業されていたのは黄色矢印のマフラー部分だけでした。

 そりゃ下回りの錆を全部落として塗装していたら、とても1万円じゃ割に合わないことは解っていましたが、或る意味詐欺まがいの手口ですよね。しかもマフラーなんて、外側だけ防錆したって意味は無いでしょうし。

 ともかく、新車や豪雪地帯を走る車ならいざ知らず、下回りの塗装なんて必要はありませんね。

 

干し柿_2015_10_23_2

 今年も百目柿を干しました。6個だけ。だって、沢山作ったって誰も食べないんだもの。

 こんなに暖かい内に干して大丈夫なんだろうかと心配になりますが、今年は柿の出来が悪く(って、我が家の柿の樹ではありませんが)、既にかなりの数が落果し、樹にぶら下がっている実も半数近くが熟してしまっていて、これ以上待っていては干せなくなってしまうので仕方がありません。

 柿の樹の持ち主は毎年11月に入ってから収穫に来ますが、今年の干し柿作りは難しいのではないでしょうか。と言う以前に、もうちょっと真面目に樹を手入れしてくれないと、我が家の干し柿の味が落ちてしまいます。

スズメ、家に入りたいときは呼び鈴を鳴らしてね

 今日は大事件が発生しました。私が居間でパソコンに向かっていると、後ろの出窓に何かが激突した様な、「ドン!」と大きな音がしたのです。誰かが道路から何かを投げたのではないかと思い、犯人をとっ捕まえようと即座に立ち上がり、窓の外を覗いたけど誰も居ません。

 じゃぁ一体何がぶつかったのだろうと出窓から外の様子を探ると、

スズメ_2015_10_22_1

庭でスズメが逆立ちしていました。

 私の実家は薬屋を営んでいまして、店舗の前面には大きな一枚ガラスが設置されているので、何も無いと勘違いしたスズメやツバメが激突することは偶にありましたが、小さな、装飾用の桟が取り付けられている、ガラスも汚れている出窓に、どうしてこの子は突っ込んできたんでしょう。自殺?

 という理由はともかく、さて困りました。死んだら死んだで始末しなければなりませんし、生きているのなら何とか助けなければなりません。が、過去に仔スズメ2羽を育てて放鳥した経験がありますが、雛を育てるのだって大変なのに、ついさっきまで野生していたスズメをケアするのは並大抵のことではありません。

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 仔スズメのハツとテバ、そしてそれを狙うタレちゃん

 獣医は診てくれるのか、餌はどうするのかといった心配は頭の中を駆け巡りますが、先ずは安否を確認しなくてはなりません。野鳥は色々な病原菌や寄生虫を抱えている危険性がありますので、箒の柄でそっと突くと、幸いにも死んではいないようです。自分で起き上がってくれました。

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 とは言っても、こんなに近寄っても逃げないのはマトモではありません。しかも、暫くすると瞼(瞬膜?)を閉じてしまいました。

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 こうなったら様子を見るしかありませんが、このまま放っておくとカラスやノラ猫の餌食にされてしまうかも知れません。監視員としてエルデを置いておこうかとも考えましたが、逆に監視員がカラスやノラ猫に襲われることが無いとは言い切れませんので、仕方なく草むしりをしながら庭をウロウロしていました。

 で、気が付いたら消えていました。動けるようになったのは良いけど、どこかに移動して倒れているのではないかと探してみましたが、どこにも居ないので飛び立っていったのでしょう。離陸の瞬間を見られなかったのは残念ですが、ホッと胸を撫で下ろしました。

 

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 その監視員は、車検を終えた流星号の後部座席で呆けています。彼女に何者かの命を託そうかと、一瞬でも考えた私がバカでした。