空豆、頭隠して尻隠さず

 体育の日といういことで、今日もどこかで運動会があったのでしょう、また早朝に花火が鳴りました。当然の様にエルデがベッドに登り、布団に潜り込もうとしたので、命が惜しい私は自ら掛布団を持ち上げ、中に招き入れて差し上げました。ただ、エルデにとって布団の中は暑過ぎたんでしょうね、暫くしたら「こんな所で寝てられん!」とばかりに飛び出していきました。だから二度と入って来ないでね。

 

 さて、キャベツや白菜といった定番野菜の栽培は実用的で大切なのですが、毎年同じ野菜ばかり作っていたのでは楽しくありません。だからこそろくに食べもしないスイカやメロンを作ったりするのですが、今年は初めて空豆を作ってみることにしました(収穫は来年になりますが)。

そら豆_2015_10_12_1

 作るのはこちら、トーホクの「一寸そら豆」です。作るのは初めてですが、種蒔きにコツが要るくらいのことは知っています。

そら豆_2015_10_12_2 発芽イメージ

 空豆の芽(胚)は赤丸の部分に在るので、発芽した芽が上に伸びるのを邪魔しない様、オハグロ(種の黒い帯状の部分)を下に、尚且つ斜めに埋めます。種のお尻を土の上に出しておくのは、発芽に多くの酸素を必要とするからだそうですが、本当かどうかは知りません。

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 本当かどうかは知らないけれど、種苗メーカーがそうしろと言っているものを敢えて逆らう必要も無いので、そうしました。一般的にはひとつのポットに複数の種を蒔くのですが、種が13個と少ない上に発芽率も低く(種袋には80%以上と書かれていますが、低いという噂です)、幾つ発芽するか判らない苗を無駄にする訳にはいかないので、個室を与えました。因みに、種のお尻が出ていないのは、一緒に種蒔きしたエンドウのポットです。

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 ところで、播種後の水遣り直後に種皮が割れてしまった種がひとつ在りました。いくらなんでもこれはダメでしょうね。