「婆さんのモンペじゃあるまいし、こんな田舎臭い柄の冷却首輪は嫌だ! 横浜のチビが巻いてる方がカッコ良いじゃないか!」とニコが愚痴るので、田舎臭い犬には不釣り合いな冷却首輪を導入することにしました。
勿論これも人間用です。何年か前から売られているので皆さんもご存知でしょう、「28℃以下で凍結して首元をひんやり冷やす」っていう、あれです。
クルクル回って簡単に落ちてしまうんじゃないかと心配していたのですが、歩いたり走ったり身体をブルブルするくらいでは微動だにせず、これはなかなか頼もしいですね。さすがにこうやってウネウネすると外れてしまいますが、日に1回あるかないかのことなので、拾って着け直せば何の問題もありません。
で、ウネウネを終えたニコに再装着しようとしたとき、驚愕の事実が判明したんです。「なにこれ、常温じゃん」
自分の首にも巻いてみましたが、全く涼しくありません。考えてみれば28℃というのはプールの水温で、確かに全身をドップリ浸けていれば快適でしょうが、こんな細い首輪じゃ日傘程の役にも立ちません。仕方が無い、勿体無いのでこれは奥さんに譲りましょう。
毎回桃の話題で恐縮ですが、これは語らずにはおられません。この品種(なつおとめ)の標準的な重さは300g程度なのですが、これまで一度もそこに達したことはありませんでした。今年も幾つか量ってみましたが、どれも280gを超えません。今年もまたダメかと思たのですが、ひとつだけ明らかに大きな実が着いていて(写真の左端)、今日それを収穫して量ってみたら、何と407gもあるじゃありませんか。大きければ良いという訳ではありませんが、やっと何かを成し遂げた感に浸っています。