エルデ、運動能力とテンションは無関係

　畑の土はまだドロドロだけど、取り敢えず畝の形だけでも作ってしまい、少しでも早く乾くようにしようと考えていたのですが、雨がパラパラと降ってきたのでヤル気を失くし、代わりに１時間ほど早く散歩に出て、これまでより長い距離をエルデに合せてゆっくり歩くことにしました。

　するとですね、まぁ半分狙っていたことは否定しませんが、練習帰りのホッケー女子達との遭遇に成功したのでありました。この娘達はどうやらエルデのことを知らなかったみたいで（ホッケー女子ったって大勢居ますからね）、「可愛い～」と声を上げながらも通り過ぎようとしていたのですが、最近では珍しくエルデが自ら勧誘に乗り出し、獲得していました。

　そしてこちらは顔馴染みの娘達。エルデも覚えていたらしく、尻尾の振りが違います。気温が下がれば散歩の時間帯も自由に選べるようになり、彼女達との遭遇のチャンスも増えることでしょう。そうしたらエルデの気分も少しは上るでしょうか。だったらお父さんも頑張っちゃうんだけど。

　散歩の後半、またポツポツと降り出し、ちょっとエルデを急かすことになりましたが（写真は呼ばれているのにいつまでもクンクンを続け、私に怒られ慌てているエルデです）、それでも今日の散歩は楽しかったのでしょう。

　そろそろ家に帰り着こうかというときに、急に引っ張りっこを挑んできましたから。

　それだけではありません。私が引っ張りっこを止めた後も、独りでリードと戦い続けていました。こんなにはしゃいだエルデを見るのは本当に久しぶりです。やっぱり運動女子達の回春効果は抜群ですね（あくまでも「エルデへの」ですよ）。これで運動失調が無ければもっと楽しめただろうに…