エルデ、運搬方法を検討される

 今日は雷も鳴らず、落ち着いて畑に居ることが出来ました。と言って、草むしりくらいしかやることは無いのですが。

紅菜苔_2017_07_09_1

 で、これは紅菜苔です。さすがは中国野菜、雨に打たれて倒れていたのが起き上がり、ちゃんと生長し始めました。が、泥を被っていますし、葉っぱには何者かに喰われたと思われる小さな穴がブチブチと無数に開いています。

 葉物野菜ってあまり農薬を使いたくないのですが、これでは人間の口に入る分が無くなってしまいます。本来はもっと気温が低い時期に育てるべき野菜で、今回は味見が出来れば良いかと、雑に作り始めたのがいけませんでしたね。同じく雑に作り始め、シンクイムシに生長点を喰われたカブもそうですが、この時期に無防備でアブラナ科野菜を育てるのは無理なんだと、改めて心に刻んだ次第であります。

エンツァイ_2017_07_09_2

 そしてこちらは雑に作っている訳ではないエンツァイ(空芯菜)ですが、葉っぱの表面に細かな傷が目立ちます。まだ収穫するには間があるので農薬を散布してみましたが、一向に改善されませんし、未だに犯人の正体が判りません。

エンツァイ_2017_07_09_3

 ただ、気になるヤツが居るんです。エンツァイの上をワラワラと歩き回る蟻です。観察していると、葉柄と葉の境目辺りで立ち止まって何かをしていることが多いのですが、何をやっているのかは判りません。

 アブラムシが居るのなら蟻が居ても不思議ではありませんが、アブラムシは居ません。コナジラミは多少居ますけど。蟻んこ達はいったい何をしているんでしょう。もとより蟻がエンツァイの葉を齧るのかどうかも判りませんし、爆発的生長期を迎えれば解消されることだとは思うのですが、何だか嫌な感じがします。

 

エルデ_2017_07_09_4

 夕立がなかったのは良いのですが、その分気温も下がらず、夕刻になってもまぁ暑いこと暑いこと。

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 その上エルデはナデナデされる度に有頂天ではしゃぐので、更に体温は上昇します。

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 最後には完全にヘバってしまったようで、3m歩く毎に行き倒れるのには本当に参りました。

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 こりゃぁこいつを担いで帰らにゃならんのかと心配しましたが、2度目の給水で息を吹き返し、何とか家には辿り着けました。でも、真剣に考えておいた方が良いかも知れませんね、35㎏の犬を散歩先からどうやって持ち帰るかを。