エルデ、殺人未遂

　昨夜から降っていた雨は正午頃に上り、夕方には陽が射すようになったので、エルデを散歩に出すことが出来ました（足は汚れたけど）。

　それは良いのですが、今日は地区の運動会で、９時開始の予定が雨の為に１０時開始になり、更には１３時開始に延期され、その度に放送が入り、おまけに花火が打ち上げられたのです。

　うるさいだけで十分に迷惑ですが、もっと困るのがエルデ。花火の音に怯えて私のベッドに登るのですが、以前は私の横に添い寝する程度だったのに、最近は私の布団の中に潜り込もうとするのです。

　潜り込もうとしても、そこは不器用で図体のデカいエルデのこと、掛布団を捲り上げて「お邪魔します」という訳にはいかず、結局は私の布団を剥いでくれます。もう早朝は寒いですからね、凍えますよ。

　でも、問題はそれだけではないのです。私の布団を剥いでもまだ恐怖を拭えないエルデは、寝るんです、私の上に。いいですか、可愛らしいチワワでも、憎たらしい光圀でもなく、３６㎏の犬が胸の上に載るんですよ。「ああエルデ、お前は暖かいなぁ」なんて言ってる場合ではありません、命に関わります。

　臆病だけど重い犬

　花火と言えば、そろそろ学園祭のシーズンです。こっちの花火はもっと派手ですからね、また避難計画を立てなければなりません。