サツマイモ、埋め戻される

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 今日はこのサツマイモ(紅はるか)を試し掘りしてみます。これまで何回かサツマイモを育ててきましたが、毎回葉が枯れ始める頃までほったらかしにしていたので、毎回採り遅れ、巨大でひび割れた芋ばかりだったのです。

 サツマイモの収穫期を調べると、勿論品種によっても違うでしょうが、日平均気温の積算温度が2,200~2,500℃になるか、植え付け後120~130日(4ヶ月)程度が目安になるそうです。積算温度を算出するのは面倒なのでやりませんが、苗を定植したのが6月6日ですので、今日がちょうど4ヶ月目。これはもう掘ってみるしかないでしょう。

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 先ずは生い茂った蔓をよっこらしょと捲り上げ、畝を露出させます。次いでマルチも捲り上げ、なるべく根を切らないように(なんてことは不可能ですが)、芋の在り処まで穴を掘り進めます。

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 すると、先ず出てきたのがこれ。長さ15㎝くらいの、ちょっと太った根。この時点で軽くショックを受けましたが、御本尊の周りに未成熟な芋が在ることは当たり前だと気を取り直し、更に掘り進めます。

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 続いて出た来たのがこれ。縮尺が違えば良品と言える形をしていますが、これも長さが15㎝くらいしかありません。事態を呑み込むまで少し時間が掛かりましたが、そっと穴を埋め戻しました。

 正直に言うと、試し掘りと言いながら、恐らくは今日収穫することになるんだろうなと考えていたのです。ひょっとするともう採り遅れなんじゃないかと心配していたくらい。だって、一昨年は安納芋の苗を6月29日に植え付け、それが11月1日には巨大芋になっていたんですよ。だったらもう立派な姿に育っていたっておかしくはないじゃない。

 2週間程待ってからまた掘ってみますが、なんだか心配になってきました。

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 芋を掘れなかったので、代わりにお役ご免となったオクラを抜き、畑の風景はこうなりました。残りのピーマンとナスもそろそろ終わりにします。