ニコ、「どっちがより危険かと考えた結果さ」

ニコ_2022_09_30_1

 最近(と言ってもここ3~4日のことですが)、ニコに向かってギャンギャン吠えているワンちゃんと擦れ違うとき、ニコが以前程の闘争心を見せなくなりました。勿論ニコは「お、やるのかこの野郎」と即座に反応しますし、私は私でリードを短くロックし、「チッチッ」と舌打ちし続けていますが(これが「お父さんは怒っているんだよ」の合図)、以前なら興奮して踵タッチしなければ効果が無かったのに、相手のワンちゃんを睨むより私の顔色を窺うことの方が多くなり、従って吠えることも突撃することも無くなったんですから、これは大きな進歩と言って良いでしょう。その度にササミ君をやってナデナデしています(と言う状況自体がそんなに頻繁にある訳ではありませんが)。

 偉いぞ、ニコ。これで以前の様な威厳を取り戻してくれたら、お父さんはもっと嬉しいんだけどな。

畑_2022_09_30_2

 ニコは進歩しているのに、畑は殆ど進歩がありません。少しでも早く土が乾くようにとここ何日にも亘って毎日耕し続けていて、昨日はとうとう「これならもう畝を作れるかな?」というところまで辿り着いたのですが、昨夜また雨が降ってしまったんです。

 でも、今日も耕した結果、泥を積み上げた然としていた土も何となく畑の土っぽく見えるようになってきました。もう石灰も肥料も入れてありますし、直ぐにもダイアジノンを混ぜて畝立てし、さっさと種を蒔いてしまいましょう。

空心菜_2022_09_30_3

 と頑張ってはいるのですが、エンツァイ(空心菜)に花が咲きました。これが何を意味するかと言うと、「もう寒くなって来たよ」なんです。花は可憐で綺麗なのですが、遅くとも9月中には蒔き終えていなければならない種をまだ蒔けていないこの状況で見たくはありませんでした。

本日の散歩7,066歩、距離5.059㎞、累積1,264.472㎞

ニコ、「どうせ私は雑種ですから」

ニコ_2022_05_06_1

 NHKで柴犬を特集した番組を流していたのですが、その中で面白い実験をやっていました。犬には開けられない透明な容器の中に食べ物を入れ、柴犬と洋犬とがどう反応するかを比較するというものです。

 結果は30秒ほどで飼い主に助けを求める洋犬に対し、倍の時間自分で何とかしようと頑張った柴犬ということになりましたが、要するに柴犬の方が独立心が強いということですね。

ニコ_2022_05_06_2

 独立心が強いと聞くと良いことの様に思いますが、これはトレーニングのし難さにも通じます。飼い主の指示よりも自分の判断で行動するんですから。ニコの「待て」に対する対応にもそれは見られます。私が「待て」と言えば一応は止まりますが、例えば車が通り過ぎたりすれば「もう良いんでしょ」とばかりに歩き始めますから。

 て言うか、ニコの行動の全てに独立心の強さは表れています。散歩中に飼い主なんか一切見ませんし、家でも飼い主とは別の部屋で好き勝手に過ごしていますし。だからこそ散歩中、私とは違う方向へ行こうとするニコに声を掛けたとき、楽しそうに駆け寄って来てくれたりすると絆を感じて嬉しくなるのですが。

ニコ_2022_05_06_3

 で、最初の話に戻ります。NHKと同じ実験をしたら、独立心の強いニコは果たしてどんな反応を示すでしょう。こんなの、やってみなくても結果は分かります。ニコなら長々と頑張りも、飼い主に助けを求めたりもしません。3秒で諦めます。そのときの空腹度と中身の魅力度にも依りますが、直ぐに厭きますから。勿論、これもトレーニングの大敵です。

スイカ_2022_05_06_4

 昨日作ったばかりの畝にスイカを定植しました。いつもはスイカを2株植えるのですが、今回は奥さんのリクエストを受けてもう1株はマクワウリになりました。

 一緒にエンツァイ(空心菜)の種も撒き、これで植えるべき苗は全て植え、蒔くべき種は全て蒔いたことになります(枝豆だけはあと3回蒔きますが)。私に出来ることはここまで。あとは野菜達の独立心で頑張ってもらうしかありません。

本日の散歩8,828歩、距離6.321㎞、累積493.042㎞