さて、オクラの種の芽出し実験の結果発表です。
と、その前に、どういう条件で実験を行ったかをご説明しておきましょう。9月27日から浸水しておいた種を、2日後の29日に沈んでいる種と浮いている種に分け、それぞれを水洗いした後、水で濡らしたキッチンペーパーとラップで包み、冷蔵庫の上に置きました。
頭を悩ませたのがこの種の置き場所。冷蔵庫の上は放熱があって暖かく(測ったら27℃でした)、だからここに置いたのですが、光圀が悪戯するんですよ。それで、どこか他に安定した暖かさを得られる場所は無いかと考えて閃いたのがここ。
正体はレンジ台なのですが、中にルーターやらLANディスクやらの発熱機器が仕込んであるので、内部は28℃の恒温室になっているのです。10月1日からここに種を置き、合計6日間温め続けた今日の状態がこちら。
先ずは浸水後に浮いていた種。41粒の種がひとつも発芽していません。
そしてこちらが沈んでいた種。51粒中34粒が発芽しています。よって発芽率は全体で37%、沈んだ種だけで計算しても67%という低発芽率ということになります。
でも、既にこれだけの種を採取してありますからね。今回の実験で芽出し方法は確立しましたし、来年になって発芽率が多少下がったとしても、3株や4株は育てられるでしょう。
因みに、先に発芽していた苗はこうなりました。
綺麗な双葉です。これなら立派に育ってくれることでしょう。ということで、オクラの発芽実験はこれにて終了とします。