ニコ、「私はワンチュールなるものを頂いたことがありませんが」

ニコ_2024_05_26_1

 こういう話題にニコの写真を使うのはどうかと思いますが、文字だけというのも寂しいので特別出演して頂きました。

 で、その話題と言うのは「いなば食品株式会社」のことです。充てがわれた社宅があまりにボロ屋だったが為に、新入社員の9割が入社を辞退したという事件はニュースにもなったのでご存知の方も居られるかと思いますが(会社は否定していたが、社員が実際のボロ屋の写真を公開してしまった)、あの会社の問題はそれだけではないようです。

 以下の情報は週刊文春に拠るものですが、そのボロ屋を充てがったのは社長の妻である会長なのだそうです。社長の嫁が会長というのも同族会社特有のデタラメさを感じさせますが、この会長によるパワハラ、静岡工場での食品衛生法違反等も報道されています。

 しかしながら私が最も許せないのが、この夫婦による動物虐待です。夫婦の自宅では商品のモニター係と称して犬猫を飼っているのですが、自分達で世話をせずに社員にやらせている、仔犬仔猫の頃は可愛がっていても大きくなって飽きると社員やペットショップに譲渡したり庭で放し飼いにする、フィラリア予防薬を与えていない、狂犬病の予防接種を受けさせていない時期があった、「その猫には餌をやらなくていい」と命じた、社員の前で犬を蹴飛ばした等々、絵に描いた様なクズ。ボロ屋ハラスメント報道があった時点で「社員を大事にしない会社が動物を大事に出来る訳がないじゃないか」と思ったのですが、正にその通りだったんですね。

 ところが、これだけのネタがありながら、テレビや新聞で報道されることは殆どありません。何故かと言えば、広告収入を失うのが怖いからでしょう。いつもの様に動物番組を観ていたら、チャオチュール/ワンチュールのコマーシャルが繰り返し延々と流されて異様なものを感じたのですが、こうやってメディアに「報道したら分かってるよね」という圧力を掛けているんでしょう。メディア側も「ヘイ、承知」とばかりに頬かむりしていますが、これってジャニーズ問題と全く同じ流れですよね。

 いなば食品の売り上げは報道後も落ちるどころか上がっています。報道されないので仕方が無いと言えばその通りなのですが、例え報道されたところで、飼っているペットが喜んで食べてくれれば消費者は気にもしないんでしょう。これもじゃニース問題と全く同じ。でもいいですか、貴方方が支払っている金がクズどもに虐待する動物を与えているんですよ。

 だから私は決めました、金輪際いなば食品の商品は買いません。個人不買運動です。のつもりだったのですが、今日何気なく買って来たツナ缶はいなば食品製でした。あ~ショック!