新型コロナ対策、未だ途上

 今日、インフルエンザのワクチンを接種してきました。最後に接種したのは何年も前で、その間罹患することもなかったし、そもそもウイルスに接する確率が非常に低い生活を送っているのでそれ程の必要性は感じていないのですが、今年は特殊な状況なので、医療機関に負担を掛けるようなことがあってはいけないと考えて接種しました。

 それが酷い話で、10月の下旬になってワクチン接種の予約をしようと市立病院に電話したら、「もう(ワクチン剤が)終りました」って言われたんですよ。10月中は子供と高齢者だけだと言うから待ってたのに、どういうこと? 今日行った医院なんか予約無しでいつでもどうぞでしたよ。ワクチン接種なんて自由診療なんだから稼ぐチャンスなのに(禁煙外来が保険適用でワクチン接種に保健が適用されないってのにも強い疑問を感じますが)、そんなことで市民の健康を守れるのか!

 で、もうひとつのウイルスの問題です。旅行中の食事シーンでの新型コロナ感染確率を下げる方法は無いものかと思案してみました。

鼻マスク_2020_11_10_1

 最初に思い付いたのが「鼻の穴に脱脂綿を詰める」という方法なのですが、そう言えば鼻の穴に挿入するタイプのマスクが在ったなと思い出し、調べたらこんなのが出てきました。でもこれってフィルターはペラペラの不織布1枚だけで、しかも形状的に吸気が楽に出来るように作ってあるみたいで、感染させない為にはそれなりの効果はあるかも知れないけど、感染しない為には殆ど役に立たないでしょ?

IHADA_2020_11_10_2

 次に思い出したのがこれ。静電気を抑えて微粒子の付着を防ぐというもので、花粉対策用品としては知っていたのですが、原理的には微細な飛沫やエアロゾルにだって有効だろうと思って商品を探したら、「ウイルス」の文言が入っていたので買ってきました。吸い込む空気に含まれるウイルスをカットすることは無理ですが、それでも多少の効果はあるでしょう。

 勿論、これをやっていればOKという対策は存在せず、不完全な対策を幾つも組み合わせるのが基本なので、最初の鼻マスクも鼻脱脂綿もまだ候補には入っています(吸い込む空気を物理的に濾過するのが一番効果的なのは間違いありませんから)。

帽子付きフェイスシールド_2020_11_10_3

 大きな飛沫を浴びるのを防ぐという点ではこんなのも有効だとは思いますが、さすがにこれを着けて食事する勇気はないので却下しました。そもそも食事中に大きな飛沫を浴びるなんてことはまずあり得ないことですしね。